出版『未来の余白から』 最上敏樹・著

2018年12月5日発売

最上敏樹著

『未来の余白から ――希望のことば 明日への言葉』

本体1,400円+税

出版社:婦人之友社

 

名誉教授で平和研究所所長も務められた国際法学者・最上敏樹先生の初のエッセイ集です。

月刊誌「婦人之友」への40回を超える連載から24本と、書下ろしも加えた1冊。世界や日本で起きていることを、映画や音楽、詩、歴史などの視点を交えて語る一篇一篇が心に響きます。ICU関係の皆さまにぜひ読んでいただきたい1冊です。

文:羽仁曜子(ID92)

「アドヴァンスメント・オフィスへ寄せられたお声のご紹介」

去る10月1日(月)、アドヴァンスメント・オフィスWEBサイトを全面リニューアルいたしました。
新たなWEBサイトでは、大学の募金事業についてのわかりやすいご案内、スマートフォンでの使い勝手向上、また必要な情報をタイムリーにお伝えできるような仕組み作り、更にはご寄付者や卒業した元スカラー、学生からの声の反映を目指しております。
この度、新たに「アドヴァンスメント・オフィスへ寄せられたお声のご紹介」ページを公開いたしました。
現在はICU Peace Bell 奨学金のご寄付者代表と卒業スカラー代表から2017年に寄せられたメッセージを掲載しております。

ぜひ一度、新WEBサイトをご覧ください。

<アドヴァンスメント・オフィスへ寄せられたお声のご紹介のページ>
https://office.icu.ac.jp/giving/post.html

<アドヴァンスメント・オフィス新URL>
https://office.icu.ac.jp/giving/
*現在は旧URLからもリンクしています。

お問い合わせ
国際基督教大学 アドヴァンスメント・オフィス
Friends of ICU 事務局
電話:0422-33-3041  Email:foi★icu.ac.jp  (メールを送る際には★を@に変更してください)

2018年12月5日発売

最上敏樹著

『未来の余白から ――希望のことば 明日への言葉』

本体1,400円+税

出版社:婦人之友社

 

名誉教授で平和研究所所長も務められた国際法学者・最上敏樹先生の初のエッセイ集です。

月刊誌「婦人之友」への40回を超える連載から24本と、書下ろしも加えた1冊。世界や日本で起きていることを、映画や音楽、詩、歴史などの視点を交えて語る一篇一篇が心に響きます。ICU関係の皆さまにぜひ読んでいただきたい1冊です。

文:羽仁曜子(ID92)

国際基督教大学では、嘱託職員を公募しておりますので、ご案内いたします。

募集内容の詳細につきましては、以下リンクをご参照ください。
https://sites.google.com/a/info.icu.ac.jp/personnel/bosyu

本件お問い合わせ先:
国際基督教大学人事部 職員採用担当
Tel: 0422-33-3019
Email: saiyo@icu.ac.jp

『秋山眞人のスペース・ピープル交信全記録』

著者:秋山眞人 聞き手・編集:布施泰和

ナチュラルスピリット刊

2018年12月9日発売

1800円(税別)

8月に出版した『Lシフトースペース・ピープルの全真相』の姉妹編。

UFOコンタクティーの第一人者・秋山眞人氏のUFO交信ノートを初公開するとともに、幼少時からの現在に至る秋山氏の数奇な人生を振り返ります。

人類史、科学、文字学、宇宙連合の系統図ーースペース・ピープルから教えられた英知が詰まったノートを解説つきで掲載。

文:布施泰和(25 ID81)

12月8日(土)美しいキャンパスの紅葉が外に見えるICUの大学食堂にて、様々な業界で活躍する41名のICU同窓生が一堂に会し、ICU生のための「キャリア相談会」が開催されました。

このイベントは、ICU同窓会学生部が現役学生のために行っているキャリア支援活動で、就職や進学といった仕事に対する取り組み方、不安、特定の業界や職種に焦点を当てた疑問まで、参加した84名の現役学生の声にICUの同窓生が本音で応えました。

3時間半におよぶイベントでは、8つの「テーマ別」と10の「業界別」のグループに分かれて行われるグループトークと、フリートークが行われました。昨年に続き、今年も「自分の価値観に見合った将来の進路を考える」を念頭にテーマを設定し「専門性」や「国際」といった、自分が大事にしたい価値観という、企業名や業界とは別の視点で将来の働き方について考えました。業界別トークでは、同じ業界の異なる企業、職種、年代の同窓生たちの話を聞くことで、様々な視点から業界についての理解を深めていただきました。学生たちは緊張しながらも、先輩たちに積極的に質問しつつ意見を交わしていました。

参加した学生からは、「説明会やウェブサイトでは知ることの出来ない、卒業生の本音を聴くことができた」、「ぼんやりした将来のイメージが明確になってきた」、「自分の興味以外の業界や会社の話が聞けた」などの声が寄せられました。同窓生の「本音」を聞くことで、自分自身のキャリアについて、様々な角度から考える絶好の機会となったようでした。

文:廣岡敏行(31 ID87)

 

ICU同窓会では、それぞれの分野でご活躍され、大学および同窓会の魅力度・知名度を高めることに貢献した方々を、毎年「DAY (Distinguished Alumni of the Year)」として表彰しています。14年目となります2019年のDAY賞受賞者は以下の皆様です(敬称略)。

表彰式は、2019年3月30日(土)に開催予定の同窓会「桜祭り」にて行われます。

金澤 正剛 KANAZAWA, Masakata (1期)                     

ルネサンス音楽史専攻、古典音楽、宗教音楽の日本における第一人者。人文科学の分野で日本人初のHarvard大学博士号を取得。研究・著作活動に対し、米国ASCAP賞(1980)、日本ミュージックペンクラブ賞(1998)を受賞している。

横田 洋三 YOKOTA, Yozo(8期)

国際法・人権保護の分野で研究・実践双方で多大な実績をあげ、著作多数。世界銀行、国連人権委員会など国際機関での活動歴も豊富。ICU在職中の教え子からは、国際機関職員や外交官を多数輩出している。

長井 鞠子 NAGAI, Mariko(11期)

同時通訳として日本で草分け的存在。在学中の1964年東京オリンピックで通訳を体験、同時通訳の道に入る。以来、多くの国際会議・首脳会議などで活躍、IOC総会では2020年東京オリンピック招致にも貢献した。

安藤 公秀 ANDO, Kimihide(26期)

現三菱商事パキスタン総代表、パキスタン在住。20年に渡る日・パ両国の架け橋としての貢献に対して、2018年3月に「パキスタンの星」最高栄誉賞を受勲した。ビジネスだけでなく両国の文化交流にも幅広く活動している。

功能 聡子 KONO, Satoko(31期)

NGO/世銀/JICAなどを経て、カンボジアでの支援経験から、ビジネスを通じた脱貧困を支援するARUN(アルン)を2009年に創設、社会貢献ビジネス・社会的投資の先駆となる。2018Forbes Japan「地球で輝く女性100人」に選出された。

 

ICU同窓会・DAY賞選考委員会

秋も深まりを見せ始めた11月11日、第4回ICU同窓会リベラルアーツ公開講座が、「還暦」を迎えたディッフェンドルファー記念館で開かれた。ソニーコンピュータサイエンス研究所 代表取締役社長の北野宏明氏をお迎えしての今回の講座は、これまでのように都心ではなく、大学のキャンパスでの開催。

 

ソニーの犬型ロボット「AIBO」の開発者、また国際的ロボット競技大会である「ロボカップ」の発起人としても知られる北野氏が今回とりあげたテーマは「人工知能がノーベル賞を獲る日、そして人類の未来」。チェス、将棋、囲碁で世界のトップの棋士たちを撃破してきた人工知能(AI)は、ここ数年でクルマの自動運転やスマートスピーカーなどの形で一気に日常生活の中に入り込みつつある。便利ではあるが、「人間の仕事がなくなるのでは」という予測も頻繁に耳にする。AI研究の第一人者である北野氏はどうみているのか、D館オーディトリアムは高校生から卒業生まで幅広い聴衆の熱い期待に満たされた。

 

 

北野氏が呼びかけて始まったロボカップは「西暦2050年までに『FIFAワールドカップのチャンピオンチームに勝てる、自律型ロボットのチームを作る』という夢に向かって人工知能やロボット工学などの研究を推進し、様々な分野の基礎技術として波及させることを目的としたランドマーク・プロジェクト」と位置付けられている。1997年に第1回大会が名古屋で開かれ、以後毎年世界各地で開催されてきた。

 

北野氏がプレゼンで見せてくれた第1回の試合の映像では、フィールドに立つロボットたちはまともに動かない。「これをみて、今の災害救助や産業用途で活躍するロボットを想像できた人はいたでしょうか?」と北野氏は問いかけたが、あまりいなかったのではないだろうか。ところがそれから何年もかけて企業や大学の研究者たちによる改良を重ねたロボットが、生身の人間(サッカー選手ではない)と対戦する映像は、驚くほどスムーズにかつ高速で移動し、パスを回し、シュートを打っていた。

 

何が変わったのか。北野氏はAIの進化を説明してくれた。1997年にチェスでDeep Blueがカスパロフに勝ったときは「力任せな部分と技術的方法論があった」という。2014年には将棋で、2016年には囲碁でAIが人間に勝利したが、チェスも将棋も囲碁も「解くべき問題に関係するすべての情報がわかっている」問題=「完全情報問題」であり、大規模なデータの並列処理が可能になったことでAIの性能が飛躍的に向上していった。AIの「勉強法」である「機械学習」「深層学習」も、これまではAIが学べるように情報を「記述する」ことが一種のハードルになっていたが、画像認識技術の進歩などにより、人間が教え込まなくてもデータを与えればその記述を自分で見つけ出し学習するようになった結果、性能がどんどん高まっていったという。

 

その水準を例えて言えば、過去の棋譜があり、それを包摂するより多彩な打ち手があるとすると、2016年に韓国のイ・セドル氏、2017年に中国の柯潔氏を連覇したアルファ碁(AlphaGo)は、そのさらに外側にもある、人間が想定しない打ち手を持っているという。アルファ碁を更に進化させたアルファ碁ゼロ(AlphaGo ZERO)は、過去の棋譜情報を与えずに自分自身と対戦を繰り返すことで、もっと広大な独自の棋譜の世界に到達しているそうだ。

 

これに対して、最新のAI研究は「実物理世界問題」が対象。実物理世界問題とは、ゲームと異なり、自動車の運転やサッカーなど、決まった答えがない問題。自動車の自動運転でもサッカーの試合でも、周囲では複数のクルマや人が同時に動いており、たとえ画像認識センサーがすぐれていても、状況は刻々と変化し予想できないことも起こりうる。入ってくる情報もノイズ(ゴミ)や誤りが含まれる。「正解」と呼べるものはなく、次にどう動くかを自律的に判断しなくてはならない。

 

完全情報問題から出発したアルファ碁の進化形であるアルファ碁ゼロは、その意味で実物理世界問題に向き合えるAIといえる。生身の人間と互角に対戦できるロボットたちを動かしているのも、自律的判断を高速で繰り返すAIだ。

 

北野氏はロボカップとは別に「2050年までに医学・生命科学の分野でノーベル賞級の発見をするAIを作る」という目標も設定している。その前提として、「科学的発見のプロセスは、産業革命以前の状態」と指摘する。発見が「直感に依存している」からだ。医学・生命科学のように論文や実験のデータが多すぎる分野で新発見をする場合、偶発性の賜物(セレンディピティ)であることが多いという。そこに、AIを活用したシステムバイオロジーを導入することを北野氏は提唱している。

では、もし人間が理解できないパターンやルールをAIが見つけたとき、何が起こるのか?囲碁では、名人が考えもしなかった打ち手が次々と繰り出されたが、ほかの分野ではどうすればいいのか。グランドチャレンジの進展は、研究に何をもたらするのか?北野氏は、「科学的発見過程の深い理解と再構築から、人間とは違う科学的発見のプロセスが生まれ、AIとの共同作業で科学的発見に飛躍が生まれる結果、人類が経験したことの無い速度で知識が生み出される。AIは研究に不可欠なツールとなり、高度な人工知能システムが無い研究所は、競争力を失うだろう」と語った。北野氏の問いかけは重い。

 

 

最後に北野氏は「AIが優れているのは精度を上げ、効率性を高めること。人間はクレイジーなことがどのくらいできるかも大事で、想定外のことが進化・革新につながることもある」と強調した。「AIは人のクリエイティビティを増大するために使う『道具』ですから」。

 

講演終了後、会場からは学生など若い世代からの質問が相次ぎ、充実した時間が過ぎていった。

 

文:新村敏雄(27期、ID 83 )

 

国際基督教大学では、嘱託職員を公募しておりますので、ご案内いたします。

募集内容の詳細につきましては、以下リンクをご参照ください。https://sites.google.com/a/info.icu.ac.jp/personnel/bosyu

 

本件お問い合わせ先:
国際基督教大学人事部 職員採用担当
Tel:0422-33-3019

Email: saiyo@icu.ac.jp

 

ICU数学卒業生の皆様へ

鈴木寛先生が2019年3月末をもって定年を迎えられICUをご退職されます。
長年、ICUで教鞭をとられた鈴木寛先生に感謝の念を伝え、先生を囲んで歓談の時をもちたいと、感謝の集いを次のように企画いたしました。

日時: 2019年3月23日(土)17時~19時 (16時半開場)
場所: ICUアラムナイハウス 2Fラウンジ
会費: 3000円

なお、この会に先立ち、14時頃から理学館にて卒業生有志による勉強会(+近況報告)が開催される見込みです。詳細については、いずれ 2nd Announcementにおいて連絡する見込みです。

ご都合のつく方は是非、この機会にお集まりください。
参加希望の方は、3月15日(金)までに清水勇二までお知らせください。

*この案内をご覧になった方は、連絡の取れる数学(あるいは一般の)同窓生
にもお伝え頂ければ幸いです。

清水勇二 連絡先
e-mail: shimizu@icu.ac.jp
TEL:0422-33-3291

南米での交換留学を経て、現在ペルー・チリ・日本で活躍しているNGO Educate Forを立ち上げ、代表を務めております。

そのEducate Forが、日本での活躍や日本人学生(内ICU生四人)をペルーに派遣するにあたってLaunch Party”を行いたいと思います。

 

このEducate For Launch Partyに是非ICUの卒業生の方にもお越しいただきたいと思っています。

 場所:WeWork新橋(港区新橋6-19-13)

日程:1122日木曜日18:30-20:30

参加:無料

ビールとコーヒーが用意してあります。

RSVPが必要なイベントなので、こちらでお願いします。

https://goo.gl/forms/gCWFzhnfMkEXcGVG3

 Educate Forでは一人でも多くの子供達に教育を届けるために、現在同時進行で5つのプロジェクトを行っております。

是非教育関係者の方、会社を経営している方、社会起業や社会貢献に興味のある方、面白い後輩がいるな、と感じた方はイベントに遊びにきてください。

 Website : educatefor.org

Instagram: @educatefor_

Facebook: @educatefor ( @educateforjapan @educateforchile@educateforperu もございます)是非お待ちしております。
文責:代表・山本和奈(ID19)

国際基督教大学では、嘱託職員を公募しておりますので、ご案内いたします。

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本件お問い合わせ先:

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Tel:0422-33-3019

Email: saiyo@icu.ac.jp