メジャー&キャリア

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武田さん 第三回

 

<第三回:リツイートされたら、うれしい?>

諸岡

ICU時代に熱中していたことは何ですか?

 

武田

ダンスですね。毎日踊ってから、ダンス部の幹部としてミーティングをして、終電前に急いで帰っていました。通学も片道二時間だったので、とても忙しい毎日でしたね。



諸岡

えー!それは大変ですね!

山崎

今は部活の顧問をされているんですか?

武田

はい、ダンス部の顧問なんですよ。

山崎

私は、学生生活の中で部活の存在は大きいと思っているのですが、武田さんが部活で伝えたいと思っていることと、国語の授業で伝えたいと思っていることは違いますか?

武田

伝えることとしては、基本的にはそれほど差は無いと思います。例えば、ダンスでステージを使うときに、そこで音を流すと他の部活に迷惑をかけるかもしれない。ステージを使わせてくれている他の部活の人たちに対しての態度について考えるように、生徒達には話しています。そうじゃないと視野が狭くなって、楽しく踊っているだけで終わってしまうんですね。

世界には自分達とは違った人達もいるという視点でものを見てほしい。国語の授業も一緒で、自分達とは違った考えを持っている友達もいることを知らなければいけない。だから外の世界を知らなければいけないという意味では同じことを言っていると思います。

一同

なるほど面白いですね、違いを認め合うということですね。

武田

例えば、Twitterでしゃべっていることをリツイートしてくれた友達や、お気に入りしてくれた友達との関係をすごく大事にしているように思えます。

山崎

すごくよく分かります。友達と同じじゃなきゃ嫌だ、違う状況にあることに不安を感じてしまうというようなことですね。

武田

そうです。みんな同じっていうことに固執している。違うということが素晴らしいという経験をおそらくしていない。でもやっぱり違うということは素晴らしいですよね。そうあるべきだと思うんですけど。

山崎

ICUにいると1人1人が違っていることが当たり前というような感覚になります。

武田

そうですよね。違いを素晴らしいと思う事が、例えば生徒たちの英語を学ぶモチベーションにもなってくると思います。彼らは「日本にいるんだから日本語だけでいいじゃん」と思っていますからね。

山崎

なるほど‥‥。

武田

そのためにも、まずは近い世界でも違いがある事を認められるような手助けをしたいと思っています。

山崎

ところで、違うことを認め合う大切さにICUで気づいてきた私たちなんですが、私は今二年生で、候補にしたいメジャーがいくつもあって悩んでいるのですが、何かアドバイスはありますか? 人類学も開発研究も国際関係も全部興味があります(笑)。

武田

それだけ興味あるものが多くあるなら、何でも学べる幅広いメジャーを選んだ方が良いと思いますね。そこから自分のメジャーを狭めていけば良いと思うので。

山崎

ちなみに、卒業研究でお世話になりたい先生はどうやって決めましたか?

武田

授業に出ていて自分が興味があることを話していたりとか、あとは人柄ですね。相談できる先生かも含めて決めましたね。皆さんは卒業後の職業を決めていないから迷っているんですか?

山崎

どんなメジャーを選んでも後々キャリアに何らかの形で生かされるということはだんだんわかってきました。でも、メジャーとキャリアは直結していないと言われて、ちょっと疑っている部分もあります(笑)。

武田

逆に直結している人は本当に少数だと思うんですよね。それこそ先生くらいじゃないですか。興味がある学問に関連する仕事に就きたいと思うことは当然ですが、学問と職業を選ぶときの観点が必ずしも一致していなくていいと思うんですよね。

山崎

そうですか‥‥。

武田

興味を持っていることに自分が一直線に行きがちで、それ以外の道に対して不安な気持ちを持ったりするとは思うんですけど、実際社会でどれだけアカデミックな知識を使って働くかはあまり関係のないことだと思います。

逆に自分が学んできたことと直結していない知識があった方が、自分の中の柔軟性で仕事を広げていけると思います。だから好きなものを学べばいいんですよ。



諸岡

ちなみに唯一メジャーとキャリアが直結しているとおっしゃった先生という職業には、大学の学びが直接的に活きるんですか?

武田

もし文学を専攻していて文学を教える先生になったとしたら直結しているでしょうね。例えば古文専攻で源氏物語の研究をして、古文の先生になるなら直接活かしていますよね。

ただし最近は、専門的な研究を生かしてすぐに先生になる人だけでなく、民間企業で働いた後に先生になる人もかなり増えていますね。生徒達が多様化してきているので、色々な経験を積んだ上で、生徒を理解できるような器を持った先生が活躍しているような気がします。

諸岡

そう言う意味では、大学での学びが比較的直結していた先生という職業でも、変化が起きつつあるんですね。

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もくじ

第一回 入口はメディア、出口は教師

第二回 生徒と対話がしたいから、してほしいから

第三回 リツイートされたら、うれしい?

第四回 人生は一度きり、でも一度では決まらない

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メジャーとキャリアの関係性について、現役ICU生が同窓生にインタビューしました。
同窓会とICUアカデミックプランニング・センターの共同企画です。

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