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北陸支部支部会開催報告(6月23日)

北陸支部は約3年ぶりに支部会を開催しました。従来であればアクセスの良い金沢、しかも市の中心部でホテルでの立食形式としていたのですが、参加費は高くつくし、お子様をお持ちの若い方や土日が忙しくて支部会に参加できない方などもおられ何とか出来ないものか?と改善策を模索しておりました。そこで何人かの方と相談して、今回は同窓生の松島保真氏(ID96)が牧師を務めておられる「日本基督教団小松教会」を会場として開催してみることに致しました。

同窓会事務局に支部会開催のお知らせの発送をお願い(従来の宛名シールでは支部会から発送できなくなっているそうです)し、何とか開催にこぎつけましたが大阪の地震の影響で家族の状況を確かめなくてはならなくなった方や、ここのところの気温の急な変化で体調を崩したりする方が出たりで当日は卒業生の友人や、ICUの途中から海外で最近富山に移住組、東京からの参加組を含む大人15人とICUに興味のある高校生1人、9ヶ月から小学生まで子供達7人、上は卒業後40年近くの方から卒業間もない方までの総勢23人のご参加となりました。

小松教会は「まちなみ景観賞」と「木の建築賞」の二つを受賞した木の薫り高い綺麗な建物(写真参照)で、小さい子供と一緒に参加しやすい琉球畳のスペースなどもあります。これだけでも出席した甲斐があるというものでした。

始めに簡単な礼拝を行ないました。来られた方の中には「卒業礼拝以来だ」と云われる方もおられましたが、それなりに「新鮮」だったのではないかと思います。

その後、礼拝堂の後ろ側のラウンジに移動しました。早くも皆さんそれぞれのお話しが始まっており、「ここでわざわざ乾杯やら自己紹介もどうか?」と思われましたのでそのまま進めました。子どもたちのはしゃぐ声もあり、他のお客様への配慮も不要、時間的にもそれほど心配する必要がなく、結果的に3時間ほど皆さんのお話しが続き、閉会に際してはそれぞれ別れを惜しんでおられる姿が目につきました。また、参加された皆さんから「こういうやり方もあれこれ気にしなくていいねえ」とのご感想もいただき、牧師を務める松島氏も当地に赴任されて初めて同窓会に参加できた、と喜んでおられました。今回仕事の都合等で参加できなかった人から、是非小松教会に行ってみたいという意見もあり、次回スピンオフを計画中です。卒業生以外も小さな子供も誰でも、支部会のときに限らず気軽に行ける教会です。

地方だから(参加人数が比較的少数のため)可能な事かも知れません。しかし、ICUの「C」を入れた同窓会も或る意味でICUらしいと云えるのではないでしょうか?如何でしょうか? 皆さんの支部でも色んな開催の方法があると思います。是非、お知恵をお貸しください。

文責:中谷智一