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出版:黒内彪吾(村瀬信也)著『幻影の嘉例吉(かりゆし)— 牧志朝忠とチル』

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信山社2016年320頁 定価:2000円(税別)

琉球の英雄・牧志朝忠は、型破りな外交官としてペリー艦隊と果敢に交渉、琉球の自立のために奮闘した実在の人物。舞姫チルは、渾身の愛を込めて朝忠を支え続けた女性。不可解な朝忠の死に迫る歴史ミステリー。本作品のキーワードは「自立」。琉球の自立は、そこに生きる人々の自立なしには、ありえない。 現代の沖縄問題に繋がる「時代小説」!

http://www.shinzansha.co.jp/book/b241590.html

著者紹介:本名 村瀬信也1967年ICU卒、1972年東京大学大学院修了(法学博士)、立教大学法学部教授を経て、上智大学法学部教授、同名誉教授。専門は国際法・国際環境法。ICUでも長年、国際法担当の非常勤講師を務める。国際法に関する著書・論文多数。現在 国連国際法委員会委員(ジュネーヴ)「大気の保護」に関する特別報告者。2014年より、中国青年政治学院法学院客員教授(北京)。
前作:滝村光の筆名で『流星を待ちながら』東信堂2005年。