Peace and Reconciliation Weekの企画として、同窓生の根本敬さんが6月2日(月)午後3時25分からシーベリーチャ
「<負の記憶>の語られ方ー日本軍占領下のビルマ(1942-45)を生きた人々が見た日本と日本人」
みなさんは自分にとって辛い記憶を他者に語ることができますか? そもそも語りたいと思いますか?
この講演では80年前のアジア・太平洋戦争において、日本軍占領下で苦しい経験をしたビルマの人々の<負の記憶>を3つ紹介します。いずれも私個人に向けて語られた言葉です。21世紀の日本に生きる私たちが、それらの言葉をどのように受け止め伝えていくべきなのか、「和解」というテーマと絡めて考えることにします。
【根本敬さんのプロフィール】
上智大学名誉教授。専門はビルマを中心とする東南アジア近現代史。ICU24期生(ID80)、同大学院比較文化研究科博士後期課程中退。ICUでは非常勤講師として1990年から34年間「東南アジア史」を担当(今年度冬学期も)。主要著書に『抵抗と協力のはざまー近代ビルマ史のなかのイギリスと日本』(2010年、岩波書店)、『物語ビルマの歴史ー王朝時代から現代まで』(2014年、中公新書)、『つながるビルマ、つなげるビルマー光と影と幻と』(2023年、彩流社)ほか。
申し込みリンク: https://x.gd/NYBoh
Peace and Reconciliation Weekの詳細はこちらへ:
https://subsite.icu.ac.jp/pri/lecture-symposium/icupeace-week-peace-reconciliation-week.html
文責:ウィリアムズ郁子(26期、ID83)