6/14(土)6/15(日)に、二日間にわたり、ICU寮生同窓会を開催いたしました。
6/14(土)は第四女子寮の卒業生と現役生による同窓会、6/15(日)は住んでいた寮、卒業年度を問わない「寮生+α同窓会」という、初の試みとなる同窓会でした。
6/14(土)は現役生と、80年代、2000年代初頭に第四女子寮で寮生活を送った卒業生が中心の会となりました。
現役生とOGとの交流の中で、イニシエーション(4月入寮生の入学後の仮装)の話題になりました。1998年4月(ID02生の新入生時代)の「巨大な花」が、最初の段ボールを顔につける仮装であり、その後、ID03生のアンパンマン、ID05生のウルトラマンなどを経て、2025年4月に入学した学生たちにも、連綿と段ボールによる仮装が引き継がれています。実に20年以上続く第四女子寮の伝統となっていることが判明し、気づかないうちに伝統の創始者となっていた2000年代の卒業生たちも、驚きを隠せない様子でした。
現在は新寮・旧寮と複数ある環境ですが、その中で、敢えて少人数である第四女子寮を選んだ現役生たちは、積極的に寮の運営に取り組んでいる様子が伺えました。
会の終了後、現役生とOGで寮を訪れ記念撮影をしました。その時に、現在シンガポール在住の香港出身の留学生の方が、ご夫婦で寮を訪れてくださいました。卒業後30年ほど経ち、初めて第四女子寮を訪れたそうで、変わらぬ建物と1階のソーシャルルームの佇まいに、懐かしさを感じているご様子でした。現役生たちも、海外からの卒業生の来訪に驚いており、一期一会の貴重な交流となりました。
※現役四女生と卒業生たちで集合写真。現役生のご両親が幹事(ID02)と同世代(!)
※第四女子寮ソーシャルルームにて。四女ポーズ
6/15(日)は寮生+α同窓会と題して、ICU高校およびICUの卒業生である元BiSHのモモコグミカンパニーさんをゲストに迎え、お話を伺うことができました。普段、接点のない世代の卒業生の方々と交流ができることは嬉しく、「ICU卒業後、皆さんがどんな人生を歩んでいるのか、むしろお話を聞きたい」と言っていただき、モモコグミカンパニーさんとのICU同窓生としての交流に、会場は大変な盛り上がりを見せました。
モモコグミカンパニーさんは、BiSHの解散後、著書でICU卒業生であることを公表されており「真剣に学問に向き合う学生が多いICUという大学を、もっと知ってほしい」という、卒業生としてのICUへの強い思いを感じることもできました。
※モモコグミカンパニーさんとの集合写真
2日間ともにICU01卒業生の、ビーガンデザートのお店であるGo Muffins Go(https://www.instagram.com/gomuffinsgo/)によるお料理でした。寮出身のご夫婦が営む南アフリカのワイナリーによるICUワインも好評でした。
大規模な98-00三期合同同窓会が4月に開催されたばかりで、当初、申し込み者数が少なかったのですが、00卒業生の佃隆さんによる本会のお知らせや、同窓会事務局によるウェブサイト、SNS掲載などのご協力を得て、2日間あわせて60名以上の参加者となりました。
学生時代に第二男子寮、第四女子寮で過ごした同世代の方と卒業以来、初めて再会できたという方や、第四女子寮の卒業生と会うために、アメリカから参加したという方もいらっしゃいました。ICU、寮への思いを参加者の皆さまから、感じることができました。
80年代にICUを卒業された方から、現役生まで、キャンパス内での寮生活を経験したことによる時代を超えた繋がりを感じ、ICU、寮への思いを共有することができた貴重な会となりました。
本会の開催にご協力いただいたすべての皆様、ICUの運営、特に学生寮の運営に日々携わってくださっている、ICU教職員の皆様、ICU同窓会事務局の皆様にも、改めて、感謝申し上げます。
文責:ID02 元第四女子寮寮長 倉部(軍司)葉子
(仮装は1999年「巨大な花」。段ボール仮装第一世代)