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5/23 ICU高校学校説明会と6/2 大学同窓会香港支部会

香港支部からの報告(5/23、6/2)

去る5月23日(金)、当地にてICU高校の学校説明会が開催されました。同校教頭の松坂先生(40 ID96)、数学科の網島先生(41 ID97)他が参加され、また当地在住の卒業生や、今年同校に入学した生徒さんの親御さんなどからの生の声を、会場を埋めた中学生やご両親が熱心に聞き入っていました。説明会後の質疑応答はそれぞれ長い列、閉場時間ギリギリまで熱心な質問が続いたようです。

香港は少なくなったとは言え2万人規模の日本人コミュニティが存在し、隣接する華南地区も含めれば、ICUが高校としても大学としても、果たす役割は小さくありません。国籍の異なる両親を持つ子も多く、昨今の情勢の中で、日本、そしてリベラルアーツの持つ意味合いは、益々存在感を発揮するはずですが、惜しむらくは今ひとつ知名度が高くないこと!?

大学同窓会は前回2023年開催に引き続き、会場設営などのお手伝いをしています。同校の喜吉フォワード奨学金設立者である喜吉憲さん(15 ID71)はじめ、ICU高校卒業でない同窓生も集まり、その後の懇親会では、高校と大学で共通しているICUのバリューなどについて、楽しい語らいのひとときとなりました。

続く6月2日(月)には、この同窓会支部のコアメンバーとして活躍してくれた仲間の送別会を行いました。韓国出身で、ICUにはOYRとして留学、その後中国に渡って香港在住15年近く。香港は好きだが、自分が成長する良い機会に巡り会えたので、悩んだ結果韓国へ戻る、という彼の将来が明るいものであることを祈念して、寂しいながらも楽しい宴席となりました。

韓国で生まれ育った彼にとって、東日本大震災の直後だったICUへの留学はその後の人生を大きく変える転機になった、とのこと、ソウルでも同窓会支部があるなら是非参加したいんだけど、とのことでしたので、ソウル在住の方、もし良ければ香港支部までご連絡下さい、連絡先を伝えます。

香港支部は30代のメンバーが中心で、現在常時12~3名程度が連絡を取り合い、少ないながら華南地区からの参加もあります。また、毎年留学生が来られるので、出来る限り歓送迎会などは行うようにしていますが、駐在員の減少傾向で、なかなか広がりがありません。また、ICU高校卒業生だけれども大学はICUに行かれなかった方などにも広く門戸を開いていますが、現在はそういうメンバーを見つけられていないのが現状です。

香港・華南地区在住のICU卒業生の皆さん、高校、大学、大学院、OYR問わず、是非気軽にご連絡下さい!
hk-chapter[at]icualmuni.com  ([at]を@に変えてご利用ください)

文責:畑 至宏(41期 ID97)