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第10回総会及びコーヒー& ワインアワー

ICUICUの会支部 活動報告(2025/9/13)

支部会活動報告 9月13日(土)
第10回総会及びコーヒー&ワインアワー
「ICU学部生が見た国際協力の今 ~ザンビアの現場から~」

ICUICUの会では、昨年の総会において国際協力分野でのキャリアに関心のある在学生も会員として積極的に受け入れ、国際協力の仕事に従事する会員との交流を深めることを会の目的のひとつとしていく方針としました。そのひとつの重要なツールとして、会では「会員データマップ」を作成し、学生会員を含む会員同士の個人的なコミュニケーションを円滑化していこう、という取り組みを本年より行っています。

このような、会の新たな方針のもと、本年の総会のタイミングで、当会としてははじめてICU在学生にご登壇いただいて、コーヒー&ワインアワーの発表およびディスカッションを行いました。テーマは、藤谷健 (ID86、ICU客員教授/朝日新聞with Planet シニアエディター)が提案され、ICU財団(JICUF)より「教員向け助成プロジェクト」として採用された’From Zambia to Japan: Student-Led Journalism for Global Citizenship’に参加した在学生が見た「国際協力の今」です。ご登壇いただいた在学生は、坂本みなみさん(ID26)、佐藤さらさん(ID27)、高原未凪さん(ID26)です。

7名のICU学生が7月末から10日間程度の日程でザンビアを訪問し、農業や保健分野の支援現場を取材した経験をもとに、様々なオブザベーションから考えたことを自身の言葉で共有していただきました。誤情報があふれる社会で、事実に基づく報道・発信の重要性を実践的に学ぶ重要性が感じられる発表内容でした。まさに、「自らの言葉や表現方法で発信。主体的に企画・取材・発信を担い、グローバル市民としての意識を育む。」という、プロジェクトの目標が体現された感がありました。
参加した会員からは様々な感想が述べられ、個々人が「国際協力」の原点に立ち戻る、大変新鮮なディスカッションが行われました。

文責:ICUICUの会支部長  田中博子(ID86)

ICUICU-Chapter202509総会+Coffee ’Wine hour 13 Sept 2025 announce(PDF)